シュミエイガ

映画の感想・連想・妄想ついでにイラスト:履歴書の趣味欄は映画鑑賞だった

「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」:子供時代の遊びへの没入感を追体験

キラキラした子供の世界と、切ない大人の視点を行ったり来たり オープニング、眩しすぎるフロリダの太陽の下、ハメをはずした子供たちの口の悪さと悪戯に眉をひそめてしまう。でも、見終わった時にはこの映画が好きになっていた。

図書館司書講習で見るべしと言われた映画「薔薇の名前」

ショーン・コネリーが亡くなった。寂しい。 007のジェームズ・ボンド役で有名な方だが、「薔薇の名前」の修道士バスカヴィルのウィリアムが好きだ。弟子の修道士アドソをクリスチャン・スレーターが剃り落とした頭頂も初々しく演じていて、この師弟が訪れた…

「暗い日曜日」:男性より女性にアピールする映画かもしれない

美しい女優さんに会いたければぜひ この曲を耳にすれば自殺すると曰く付きの曲、「暗い日曜日」の誕生を絡めて描く、1人の女性と2人の男、いや3人の男の物語だ。 第2次大戦直前のハンガリー。恋人のラズロが支配人をしているレストランで働くイロナ。レ…

「モンスターズ 悪魔の復讐」

アメリカ人なら誰でも知っている未解決殺人事件 資産家とその後妻が斧で惨殺された未解決事件。犯行時に家にいた末娘のリジーは殺人容疑で逮捕されたが無実となった。

映画「ル・アーヴルの靴みがき」:登場人物のカメラ目線

なんだか気になるカメラ目線 アキ・カウリスマキ監督の作品を初めて見た。最小限の演出と淡々と進むストーリー。登場人物はみんな表情に乏しいけれど、カメラ越しにこちらを見る目に、ストレートに何かを問われているような気がした。

映画「ラン・ローラ・ラン」:走っている時は何も考えられない

20分で10万ドルを作る3つの方法 「20分でお金を作って持っていくから待ってて」と恋人マニに叫んだローラ。だから走る。間に合わないと彼が死んじゃう。一途なローラの全力疾走は、思いがけずの爽快感。

映画「ラ・ジュテ」:男と女どちらの夢?

モノクロの静止画と男のモノローグで綴られる物語 わずかに生き残った人間が地下に逃れて暮らす近未来、荒廃したこの世界を救うために、支配者が時を越える人体実験を繰り返す。少年のときに見た忘れ得ぬ女性への想いが男にタイムトラベルへの耐性をもたらす…