シュミエイガ

映画の感想・連想・妄想ついでにイラスト:履歴書の趣味欄は映画鑑賞だった

図書館司書講習で見るべしと言われた映画「薔薇の名前」

ショーン・コネリーが亡くなった。寂しい。

007のジェームズ・ボンド役で有名な方だが、「薔薇の名前」の修道士バスカヴィルのウィリアムが好きだ。弟子の修道士アドソをクリスチャン・スレーターが剃り落とした頭頂も初々しく演じていて、この師弟が訪れた先の修道院で起きた若き修道士の死のミステリーを探ることでストーリーが展開する。

 中世の図書館を映画で見なさい

図書館司書の資格を取るべく参加した夏期講習にて、中世の図書館がわかると勧められたのが「薔薇の名前」。未鑑賞だったので、ビデオ(あのころはVHSだった)をレンタルした。

まだ印刷技術のない時代。修道士が一冊一冊書き写して本を作る。書物が宝石のように貴重だった時代だ。

もともとアイルランドにある写本「ケルズの書」に惚れていたので、この映画のストーリーとともに映像をじっくりと楽しんだ。

できるものならウィリアムを手伝いたい

終盤、燃え上がる図書室から持てる限りの本を救おうして、夥しい数の書物の間で天を仰ぐようなシーンがあった気がする。一冊の本をぎゅっと掴んだ手に額をつけて、やるせない表情を浮かべるのだ。

燃える図書館とバスカヴィルのウィリアム

記憶画:ウィリアムの頭巾は抜けてたかもしれない。

図書館司書を目指すくらいだから、こちらも本好きなほうだ。数秒で本を選べなんて辛すぎる。

ブルーレイもDVDも高すぎる

もう一度見たいけれど、ブルーレイは5000円以上、DVD中古でも3000円ほどする。プライムビデオもない。だが、追悼特集が放映される可能性がある。希望を繋いで待つことにする。

なので、上のイラストは頭の隅っこから引っ張り出した記憶をもとに描いた。頭巾はずり落ちていたような気もする。左横からウィリアムを映した映像だったと思うが、画力が足りずに正面からの絵となった。

1986年 The name of the rose フランス・イタリア・西ドイツ