シュミエイガ

映画の感想・連想・妄想ついでにイラスト:履歴書の趣味欄は映画鑑賞だった

「暗い日曜日」:男性より女性にアピールする映画かもしれない

美しい女優さんに会いたければぜひ

この曲を耳にすれば自殺すると曰く付きの曲、「暗い日曜日」の誕生を絡めて描く、1人の女性と2人の男、いや3人の男の物語だ。

第2次大戦直前のハンガリー。恋人のラズロが支配人をしているレストランで働くイロナ。レストランのピアニストも、ドイツからきた観光客ハンスも彼女に恋をする。

青いドレスと紫のアイリス

青いドレスと紫のアイリスがイロナ役のエリカ・マロジャーンの美しさを際立たせる。眼福です。

劇中で「暗い日曜日」は、ピアニストのアンドラーシュからイロナへの誕生日プレゼントとして贈られる。イロナはアンドラーシュをも愛し、3人の危うげな関係が始まる。

イロナの愛は、どこか母性を感じさせる。女性が複数の子供たちを愛することができるように、どちらかを選ぶことをしない。居心地の悪さを感じている2人の男。彼らを両腕に抱いて微笑むイロナ。キューピー人形体系のラズロと、憂いを含んだ眼差しのアンドラーシュ。双方可愛い。

男性より女性ファンが多い映画ではないかな。

最初と最後だけ、戦後のハンガリーで話が展開する。小瓶を見落とすことなかれ。現在の支配人の父を憶測しては、イロナの胸の内を考える。

1999年 Gloomy Sunday:ドイツ・ハンガリー映画

追記:自殺したくはならなかったので、見ても大丈夫だと思います。